代引きは、宅配業者のドライバーに商品の代金の収納を依頼して、商品代や利用料金を引き換えに依頼した商品を渡すシステムです。カタログショッピングやネットショッピング等の通信販売で、古くから行われている決済方法で、現在でも根強い人気があります。初めて取引する場合には、決済手続きを代引きに限っている業者も多く見られます。代引きを利用するには、消費者側が商品代と利用料金を支払うことが一般的ですが、販売業者の中には、一定額以上の購入をした顧客に対し、代引き手数料や運賃を業者側が負担するというサービスを行っている場合も見られます。
支払いは現金で済ませることが多いですが、宅配業者によってはクレジットカードや電子マネー、デビットカードでの決済でも可能なことがあります。現金での決済の場合は、ドライバーの負担を考えて、お釣りがなるべく出ないように配慮しましょう。販売業者側は、商品の代金を回収不能という事態を避けられますし、顧客側は確実に品物を受け取れるというメリットもあります。顧客に届ける前に、ドライバーが顧客に電話をして在宅を確認し、金額を通知した後に届けに行くという形式がよく見られます。
顧客側が留守がちな場合は、宅配業者と連絡が取れないと商品が返送されてしまう恐れがありますので、不在票が入っていたら、すみやかに連絡するようにしましょう。業者によっては営業所で預かってもらえる場合があり、決められた期間内に引き取りに行けます。その際は、代引き料金や本人確認ができる運転免許証等の身分証明書も持って行くようにしましょう。
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